就職促進定着手当をもらいました
再就職してから半年が経ち、
今回は就業促進定着手当をもらいました\(^o^)/
就職したものの給料が下がって生活が厳しかった中、
10万以上の金額がポーンと入って本当~~~に助かりました。
半年前に人生で初めて再就職手当をもらったので、今回の就業促進定着手当も人生初の手続きでした。

そこで今回も、どのような流れで手続きをしたのか、振り込まれるまでの日数などを書き残します!
就業促進定着手当って何?
就業促進定着手当は、前職よりも下がってしまったお給料を少し補ってくれる制度です。
転職するときに給料は必ずチェックする項目ですし、
だいたいは給料アップを目指して転職する方が多いと思います。
でも、私のように地方での転職や、
生活の事情などでフルタイムのパートへ転職する方、
給料を重視せずやりたい職種へ転職した方などは、給料がガクーンと下がるパターンが多いです。
そんなときに活用できる就業促進定着手当制度は、絶対見逃さないでほしいです!
就業促進定着手当がもらえる人
就業促進定着手当をもらえる条件というのは以下の内容です。
- 再就職手当をもらった
- 再就職先のお給料が前職よりも低い
- 再就職先で勤務して6か月が経過
この条件を満たしていないと支給されないので、就職してから半年以上経たないともらえないお金です。
そして申請は必須です。申請しないともらえませんよ!!
※就業促進定着手当の条件にあてはまる方は、まずこちらのPDFで具体的な内容、詳細を確認してください(^^)
もらえる金額の計算方法
もらえる金額の計算式はハローワークのサイトによると以下のように掲載されています。
支給額は、(離職前の賃金日額-再就職手当の支給を受けた再就職の日から6か月間に支払われた賃金額の1日分の額)×再就職の日から6か月間内における賃金の支払いの基礎となった日数(通常月給制の場合は暦日数、日給月給制の場合はその基礎となる日数、日給制や時給制の場合は労働の日数)となります。
ただし、次のとおり上限額があります。
上限額:基本手当日額(注意4)×基本手当の支給残日数に相当する日数(注意5)× 40%(注意6)
ちょっとややこしいので簡単に計算式を説明していきます!
超絶簡単にいうとズバリ…
受給資格者証にある離職時日額と現職の日給の差額分×半年間の出勤日数分
です!!
これだけ見ると、うぇっ?!差額分全部もらえるの?!イヤッホーイ\(^o^)/
ってなりますが、注意にあるようにこの金額には上限がありますので
もらえる金額はこの額から減る可能性大です!!
ではさっそく上限額について計算してみましょう。
上限はいくら?
上限の計算式についてもハローワークのサイトには記載があります。(※2018年当時の内容です)
上限額:基本手当日額(注意4)×基本手当の支給残日数に相当する日数(注意5)× 40%(注意6)
注意事項
注意4 : 基本手当日額の上限は、6,070円(60歳以上65歳未満は4,914円)となります。(毎年8月1日以降に変更されることがあります。)
注意5 : 再就職手当の給付を受ける前の支給残日数です。
注意6 : 再就職手当の給付率が70%の場合は、30%です。
はい、こちらもざっくり簡単にご説明しますと、
もらえる金額の上限=
雇用保険受給資格者証の基本手当日額×もらわずにあまった失業保険の日数×40%
です。
再就職手当は失業保険の基本手当の日数があまっている状態での就職でなければもらえません。
基本手当日額×余った日数=就職が決まらなければそのままもらえるはずだった額。
その金額に40%をかけます。
注意事項について
注意に書いてあるのは以下の内容です。(※2018年当時の内容です)
- 基本手当の日額上限は6070円なので、もし基本手当の日額がそれ以上の人は6070円で計算してね。
- 残日数ていうのは再就職手当の支給前の残日数ね。
- そして失業保険の残日数を多く残して再就職した方で再就職手当をもらった方は、給付率が70%だった可能性があります。給付率が70%だった場合は×40%じゃなくて×30%で計算してね。
これらを踏まえて計算すると、自分がどのくらいの金額をもらえるのかがわかります。
人によっては10万超える場合もあるし、10万未満の場合もあります。
私の場合の計算式
私の場合は失業保険を受給する前に就職したので90日残したままでした。
よって再就職手当は70%の支給でした。
なので上限額の計算式は
基本手当日額×90×30%=支給上限額
になります。
最初に計算した受給資格者証にある離職時日額と現職の日給の差額分×半年間の出勤日数分の金額より、支給上限額の方が低かったため、
結果、支給上限額がまるまる私の支給額となりましたので、
就業促進定着手当で10万以上かえってきました~(^^)/
とはいえ給料が前職より半年で30万近く収入が下がっているわけですからね…。
生活はカツカツだった中うれしい臨時収入となりました。
両親へのプレゼント、兄弟へのプレゼント、愛犬へ贅沢シャンプーコース、そして最後に旅行へ行く!
というコースで全部使い切る予定です。
家族みんな誕生日控えてたのでマジで助かった~( ;∀;)
就職促進定着手当の手続きについて
用意するものは以下のもの。
- 就業促進定着手当支給申請書
- 雇用保険受給資格者証
- 就職日から6か月間の出勤簿の写し
- 就職日から6か月間の給与明細または賃金台帳の写し
私は、再就職手当の申請をして戻ってきた書類の中に就業促進定着手当支給申請書と雇用保険受給資格者証が入っていました。
1.の就業促進定着手当支給申請書は会社の人に記入してもらう箇所があります。
自分で記入するとこを書いて、会社の総務の方に3.と4.の書類の準備をお願いすると同時に就業促進定着手当支給申請書への記入もお願いしました。
詳細が書いてあるPDFはこちら↓ご確認ください。
就業促進定着手当は申請の期限がある!!
これ、本当に気をつけてほしいのです。
就業促進定着手当の申請には、再就職した日から6か月経過した日の翌日から2か月間の間に行わなければなりません。
再就職してから6か月が過ぎたら早急に書類の準備に取り掛かってください。
ハローワークから書類が送られてくると説明があるかもしれませんが、それを待っていたらぎりぎりになってしまう可能性もあります。
なので、6か月を過ぎたら、超絶ダッシュで書類の準備をしたほうがいいです。
書類の提出から振込まで
では、書類を提出してから振り込まれるまでの流れを、あくまでも私の場合の時系列でご説明します!(※2018年当時の話です)
- 5月後半…再就職してから6か月経過、書類を会社へ申請する
- その2日後…会社の人から書類を受け取りハローワークへ持参&提出(一か月くらいかかりますといわれる)
- 6月前半…ハローワークから就業促進定着手当支給決定のお知らせが届く(一週間以内に振込ますと記述あり)
- その翌日…振込されてるーーーーー!!!!!
ハローワークへ書類を提出したときには1か月ほどかかります、と言われたのですが、約10日間、2週間ほどで就業促進定着手当支給決定のお知らせが届きました。
書類には1週間以内に振込、と書いてあったのにも関わらず、翌日には振込が確認できました。
めちゃくちゃスムーズな対応で正直ビビりました。
再就職手当のときもそうでしたが、
処理に時間がかかって、本当に決定通知が届くまで1か月くらい時間がかかる場合や、
決定通知書が届いてから振込まで1週間待つ人もいるかもしれませんね。
あくまでも私の場合はめちゃくちゃスムーズにことがすすみ、申請書類を提出してから約2週間で振込まで完了しました。
振込確認後速攻でクラフトビールを一人たらふく飲みに行ったのは内緒。
ハローワークの職員の皆様、そして書類を速攻で準備してくださった会社の総務の皆様に心から感謝します( ;∀;)
ありがとうございました~~~!!!
就業促進定着手当のまとめ
それでは私が今回就業促進定着手当について大事だと思ったことをまとめます!
- 再就職手当をもらったら必ず同封されている就業促進定着手当のお知らせ&申請書をなくさずとっておく。
- 給料が下がったからと言ってすぐ辞めない、半年頑張る。
- 就職後半年たったら早急に書類を準備して申請する。
- 申請から振込完了まで約2週間~1か月かかるとみておく。
再就職手当をもらったあと、前職より給料が下がって落ち込んでいるあなたには、
就業促進定着手当というセカンドボーナスステージが用意されているかもしれませんよ!
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