以前書いたリラクゼーションセラピストの離職率についての記事がとても人気だったので、
リラクゼーションの仕事は離職率が高い!具体的に大変なところをまとめたよ
今日はリラクゼーションセラピストとセクハラ客についてお話してみようと思います!
今こういう状況なら読んでほしい!
- リラクゼーションサロンで働こうと考えている人
- 現役セラピストでセクハラに困っている人
- リラクゼーション業界を覗いてみたい人
リラクゼーションサロンの環境

リラクゼーションサロンの室内はベッドがずらーっと並んでいてカーテンで空間が仕切られているような場合と、
隣の部屋との間に壁があり、完全な個室になっている場合があります。
おひとりでお店をやってらっしゃる場合だと1部屋のみで完全に個室空間になりますね。
照明も蛍光灯をガンガンつけている場所もあれば、間接照明を使って眠りやすい空間を演出しているお店もあります。
どちらかというと後者が多いです。
隣の部屋と仕切りを作るのも照明を暗くするのも、お客様へリラックスしてほしいという配慮からきているのですが、
悲しいことにこれがデメリットにもなっています。
セクハラ客と対処について
言わずもがな、空間を仕切られ2人きりになるリラクゼーションサロンは危険性もあるのです。
「仕切られているとはいえ、他のお客さんもいるんだから手を出すわけないでしょ?」
って思う人もいるかもしれませんが、そういう目的の人ってだいたい慣れています。
隣に人がいる状況に興奮しているような変な人もいます。
実際に私が働いていたお店はすごく人気店で、常にどの部屋もお客様がいらっしゃるような状態でしたが
セクハラ目的の人はお構いなしでセクハラしてきました。
①アウトと言えない程度のさわり方をする
「ん?今おしり触られたような?」
「いや、たまたま手が当たっただけかな?」
と思う程度のさわり方をしてくるタチの悪いセクハラ客です。
がっつり触られたら「はい、アウトです~退場!」と言えるのですが、判別がつないのでとっても難しい。
特にセラピストを始めたばかりの頃はよくわからないので
(お客様も変なところに手が当たっちゃった、気まずいなって思ってるだろうな・・申し訳ない)と私の方が罪悪感を感じていました。
②普通にさわってくる
お客様の手のひらや腕をほぐすときにずっと手を握ってきたり、
手ではなく肘や足先で身体を触ってくる人もいました…。
間違って当たってしまったのではなく、完全にさわりに来ているとわかるレベル。
③見せびらかしてくる
一番怖かったパターンです。
オイルのコースを受ける方には、男性でも女性でも紙ショーツを着用していただきます。
が、いざ施術を始めると着てなくて不快な部分をチラ見せ…。
紙ショーツを着ていても鼠径部や臀部、きわどいラインまでさわらせようとしてくる人もいます。
ほんっとうにここまで来ると、閉鎖空間に2人きりにされているのが怖くてたまらなかったです。
セクハラ客に出会ったら
セクハラ客に出会ったらすぐに上司に報告してください。
①の判断が微妙なお客様の場合も上司に伝えてください。
②、③などその場でハッキリとセクハラとわかる状態であれば直接お客様に辞めるように伝えてもいいですし、
もし言うのが怖かったらいったん「失礼しま~す」と言って退室して上司に代わりに対応してもらってもいいと思います。
私の場合、②③のお客様に対して一生懸命施術を頑張ってるのがバカらしくなって、
ものすっごくテキトーに施術をして思いっきり不機嫌なオーラを出しました。(笑)
自分が我慢して今回は耐えたとしても、またご来店されたら次の犠牲者がでるだけですから。
お店側としても「セクハラOKのお店」だと思われるのは最悪ですし、そんなお客様はいらないです。
しっかり勉強して頑張って磨いてきた技術は、純粋に癒しを求めている人に使うためにあるんですから。
忘れないでほしい大事なこと
数々のセクハラ客を対応してきたベテラン勢はさわろうとしてきた手をペシッと叩いたり、
仰向けだった身体をうつ伏せに変えるなどして対応も慣れっこな感じでした。(笑)
思わずそういう気持ちになっちゃった、という男性客も中にはいるようなのでとりあえず「落ち着かせるか寝かせる」らしいです。
オドオドしたり自信なさげにしていると完全にロックオンされてしまうので、毅然とした態度でいるのも大事。
でもね、慣れるのも問題だと私自身は思っています。
基本的には自分で自分を守る!と強い意志を持ってください。
特にお店が忙しい場合は自分1人で対応しなきゃいけない場面が多くあります。
本気でヤバい時は躊躇せず大声で叫んでください。
あなたの身体と心を守れるのはあなたしかいません。
イヤな思いや怖い思いをしたら絶対に我慢しないで人に話してくださいね。
まとめ

リラクゼーションサロンでセクハラする人は普通にいます。
そういういかがわしいお店ではないと知っているのにセクハラをしてきます。
セラピストからすると一生懸命ほぐしたくて頑張っているのに、最初からそんな目的で来られると非常にむなしい気持ちになります。
怖い気持ちにもなるし、すっごく腹が立ってきます!!!!
これからセラピストを目指す人は、そういう人の施術に入ったら自分はどのように対処したらよいか先に上司に聞いておくのもいいと思いますね。
基本的には自分で自分を守る(Noと伝える、距離を取る、塩対応する、退店させるなど)ですが
ちゃんと周りにも話して情報を共有するようにしてくださいね。
ちなみにタイ人の友人は「セクハラ客にはビンタして出てけ!って言うたよ」と言ってました笑
最後に、、、
リラクゼーションサロンでセクハラしてるお客様、あなたの行動全部バレてますから逮捕されたくなかったら二度と来ないでくださいね。